映画大好きですが、授賞式の裏でラファへの侵攻が起きると恐怖されている中でお祭り騒ぎを楽しむ気が起きず、今夏はじめてリアルタイムでアカデミー賞を観ずに過ごしました。
ニュースは観ていたし、ネットもガザやラファの情報を追っていたので、授賞式そのものを観なくとも授賞式で何が起きているのかの情報はずっと入ってきていました。
ガザでの虐殺反対スピーチで拍手を拒否した者たち、有色人種のプレゼンターに無礼な態度を取った受賞者たち、そういう映画関係者たちの作品はもう二度と観ないです。がっかりだよ。

一方で、アカデミー賞という注目を集める場で、発言力を持つ者として差別や虐殺に反対した人たちは立派だった。そういう心ある映画関係者たちの作品だけ観たいし、観ることにします私は。

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昨日のアカデミー賞で起きた、白人受賞者がアジア人プレゼンターを無視した2つの事件(RDJがキー・ホイ・クァンを無視/エマ・ストーンがミシェル・ヨーを無視?)については、

①あれが差別の場合: まずなにより被害者がいるため大問題。式自体と主催もハラスメントや差別が起きた際に対応できる体制になっておらず問題。

②あれが差別でない場合: 本人たちがそれで良いと納得している演出でも、(本来なら称賛されるべき役職にも関わらず)アジア人が「添え物」にされている様を世界中に発信してしまったことが大問題。映画賞の演出としても失敗。

なので、あの場面について「差別じゃないですよ」という弁明が流れてくるだろうけど、どちらにせよあの場面が「差別表象」として働いたことは事実。悪意がなくても世界中に向けてアジア人に対する「差別表象」が発信されてしまった。
一晩経って火消し(先ほどミシェル・ヨーが「エマの親友と一緒にトロフィーを渡せて嬉しい」と投稿していた)が始まり、これから「差別じゃないと判明したのに怒るな/本人たちが納得してるのに怒るな」と批判者を黙らせる動きもあるだろうが、あの場面を観せられたAsians含むPOCは引き続きあの場面(授賞式)に抗議していいと思うし、抗議すべきだとも思う。

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